情けは人の為ならず。の話

「情けは人の為ならず」ということわざがある。

本来は、「人に優しくすると、巡り巡って自分に利益が舞い込む。結果的に自分が得するから自分の為になる。」という意味なのに、

多くの人は、「人に優しくすることは、その人を甘やかすことになり、かえって為にならない。」と誤解している(少なくとも私が子供の頃は。今はそうでもないかもしれない)。

確かに言葉の意味や使い方なんて時代とともに変わるものだ。そうでなければ今でも我々は古語を使っていることになる。

しかし、このことわざの意味だけは変わらないで欲しい。

「人に優しくしたら為にならない」なんて意味がわからない。荒唐無稽も甚だしい。

「人に優しい」方がいいに決まっている。そんな世界の方が住みやすいに違いない。

朝からトゲがあるな。最後に本エントリーに優しさを「強いる」旨がないことだけ示して締めるとしよう。